量水器ボックス(水道メーターボックス・メーターボックス)とは
量水器ボックス
量水器ボックス(水道メーターやメーターボックスとも呼ばれます)とは住宅やビルの建設物に取り付けられた水道メーターを収納するボックスのことです。検針の便をを計るために戸建て住宅では玄関脇、集合住宅では各住戸の入口付近に設けられています。一般的に量水器ボックスの中には「止水栓」と「水道メーター」が入っています。
鋳鉄製とプラスチック製の比較
「プラスチック製 量水器ボックス」と「鋳鉄製 量水器ボックス」のコストを比較してみましょう。
「プラスチック製 量水器ボックス」の価格を6,000円、「鋳鉄製 量水器ボックス」の価格を12,000円とします。日本の住宅の平均耐用年数が25年であることから、耐用年数:5年の「プラスチック製 量水器ボックス」は、5回の交換が必要になり、トータルの製品コストは6,000円×5回で、30,000円になります。
また、耐荷重が下がったプラスチック製の蓋の上は危険であり、車・バイク・自転車・人(子供)が載らないように管理徹底する必要があります。さらに、FRP製の蓋はリサイクルができないので、販売元が責任をもって回収処分しなければなりません。
つまり、「プラスチック製 量水器ボックス」の価格は、「鋳鉄製 量水器ボックス」の価格の2.5倍になります。トータルコストで考えると、「鋳鉄製 量水器ボックス」は、「プラスチック製 量水器ボックス」の半分以下(4割)で済みます。住宅建築時に設置すれば、30年間ずっとそのまま使える「鋳鉄製 量水器ボックス」のご使用をぜひご検討ください。
量水器ボックスの輪荷重について
輪荷重とは・・・車両の一輪から構造物に作用する荷重。
給水装置用の量水器ボックスは、負荷荷重:60kN で破壊しない製品を使用します。 (旧規格の製品において、負荷荷重:20kN で破壊しない製品を使用しているが、この製品は設置場所を管理(限定)する必要があります)また、使用する住宅の耐用年数(日本の平均は約25年)を考慮し、経年変化の少ない製品を使用する。特に、常時太陽光の下で使用しても、強度減少のない製品であることが重要です。加えて、リサイクルが容易で、環境への負荷が小さい製品を使用することも益々重要になります。
ご参考 車が通る場所 T6(耐荷重:6トン)の製品:KDD-5(13mm)・KDE-5(20-25mm)
車が通らない場所 T2(耐荷重:2トン)の製品:KM-13・20・25
是非、「地球環境にやさしい、トータルコストが安価」な鋳鉄製品をご用命ください。
量水器ボックスのご案内
共立鋳造の取扱製品
下記各製品の紹介ページも合わせてご覧ください。
- 量水器ボックス
- 大型量水器ボックス
- 散水栓ボックス
- 各種マンホール
- 鋳物製品
- SUS製品
- 焚口
- 美術工芸品